過去
【荷物】
引っ越しを予定している。
年内はとてもじゃないがムリなので、来年1月を予定している。
のだが、あのアレはどこへ収納するべきか、アレらは無事に運ばれるのだろうか、アレとアレとアレが必要なんじゃないか、等々考えが止まらず、不安と期待と焦りとその他で、もはやガマンならんといった状態。
引っ越しといったって、なんのことはない同じ町内歩いて3分という、レベルの低さであり、幼いころより引っ越しには慣れている私ではあるのだが。
この気持ちはきっとね、荷物の多さから来てるんだと思うの。
捨てる勇気を最大限に発揮してみたところで、捨てちゃいけない物ばっかりあるんだから仕方ない。
それをまた今からすぐ手を付けるってワケにはいかないもんだから、ああやるせない。
ダンボールは一体いくつになるんだろう。
あの部屋に予定通り家具を配置したとして、隙間へ全て展開できるのだろうか。
いや、その前に、現在のこの部屋は、ダンボールを積む余地が皆無なわけだが……。
【過去】
重なるもので、実家も近々リフォームすることになり、放置していた自室も掃除せねばならない。
先日も果てのない地層を掘って来た。
誰だ、こんなに文庫だのコミックスだのムダにびっしりと積み上げたヤツは。
誰だ、こんなところにワードプロセッサーを埋めたヤツは。
学生時代のらくがきが佃煮にするほどありますよ。
というか、ある意味すでに佃煮です。
塵も積もれば山となるというが、そもそも塵は一体どこから発生しやがっているのでしょう。
カーペットから? ベッド? まさか外?
放置されていた部屋なので私から出たホコリではないようだが。
まあ、そんなわけで恐ろしい過去と遭遇していたところ、高校時代の友人からちょうど連絡が。
(ちょうどというか、秋に会いましょうとか言っておいて、すっかり冬になっていたので連絡が来た)
彼女は私という個人の建築に携わったようなひとであり、他人に記憶されることによって自分が成り立つとしたら、間違いなく高校時代の私の半分は彼女の中に存在するであろうひと。
で、そういう人物を何年振りかに前にして思ったのは、『しまった!!』
なにしろあのころの私ときたら、とんでもなく恥ずかしいことを偉そうに言いまくっていた。
彼女自身は私のクドクドした理屈話なんか覚えていないようで、(いや忘れた振りをしてくれたのかもしれないが)まあ、そういう私も具体的に覚えているわけではなく、ただ漠然と恥ずかしい。
特に人生についてなんか、語るもんじゃないですね。
つられて過去私があらぬことをしでかした数々のひとを思い出し、かなりいたたまれない気分になりました。
すみませんでした。
と、言いながら、この手帳に書いていることも数年後には恥ずかしくなっている気配が濃厚なわけで、そう思えるということは、少なからず前進しているってことなんだからいいや、とか考えておくことにする。
そして、今しでかしつつある人々には、数年後にごめんなさい。
現在は現在での精一杯なので、何をしでかしててもさっぱりわかりません。
という、前向きで図々しいお話。
【愛情とは、究極の自己防衛本能である】
某さんの日記での言葉。
実はこれは私も体験したことがあり、真理のひとつだと思います。
これはまた違うパターンだけど、憧れの人って、その能力を自分のものにしたいあまり、倒して奪い取るか、惚れて同化するかしかないようなことになったりしませんか。
ところで私は[体力][短絡][考える前に行動][理屈より勘]といった大型犬タイプが好き。
それとは全く逆の[頭脳][韜晦][策略][理論武装]といった、ものすごく猫型なタイプも好き。
だいたいはそれで犬×猫なカップリングにしてときめくわけだ。
が、実は猫型の攻めも好き。
どこにも隙のない、もはや人間ぽくないくらいの究極猫型が好き。
そういうキャラを、つい受け猫の兄として設定しちゃったりする。
兄弟も、兄妹もいい。
ナルシストだから互いが自分によく似た互いを大好きなんての、いい。
攻め猫が好きなら猫×犬を作ればいいんだけど、恋愛とは別の憧れというのも捨て難く。
犬と犬はひたすらほんわかしてるんだけど、猫と猫だとちょっぴりデカダ〜ンでそこも好き。
攻め猫がその器用な長い指で、妹の足の爪を塗ってやる光景、というのが、ずいぶん前から私の脳には焼きついている。
【状況】
冬コミまで原稿三昧です。
もはや己(の体力)との戦い。最大の敵は自分(の体力)。
そうそう、この冬はAIRDROP-Eでの参加です。
詳細は後ほど。