ギアエニルート若
⇒サモ4:ネタバレ用心反転
2周目をブレイブ21・カルマS・☆50で終了。
やっとひみつメモ入手したのでヒトカタモードでの3周目。
懲りずに召喚フェア(でもAT・DF振りでガンナー)&ミルリーフ、ギアエニルート。
ギアンかわいいです。
やっぱり年下っぽいよ、ギアン。守ってあげたい。
まずギアンを助けてから、と思っていたんだけど、ルート開かれていれば堕竜で生存するという話を聞いたので、ギアエニルートだと入るという妹のコメント聞きたさに、またもや若で終わってみる。
(竜の子END回避にギアン・若・先生・シンゲンと股を掛けて成功。ここはやはりKさん発声の「幼妻」に悶えておかないと!)
「素直になれないみたいだね」は、どうやらフェアでの恋愛エンド固定のコメントだという話なのですが、この会話が入ったことにより、なんだか今すぐにでも若がプロポーズせねばならないムード満点に。
「お姉ちゃんやお母さんとお父さんみたいに」って、グラッドやシンゲンならそうかもしれないけど、母上、なんて気の早い。
いや、早い展開で私はむしろOKなので、若とフェアは今すぐにでも結婚するかもしれないラブラブカップルENDなのだと解釈しておきます。
というか、この会話が入ったことでいいかんじにそうだとしか思えなくなりました。
(「仕方ないでしょ?」「やれやれ……」の後に入るこのタイミング、二人暮らしがほんとは嬉しいのに素直になれない、年ごろの女性が独身男の面倒を見るなんてこと、好意がなくちゃやってられないじゃないですか? ですよ)
家族会話は鬱陶しいけど、この部分だけはいい。
親父も普通の父親らしく娘の相手を殴りたい親父の一番長い日で、ここだけはなかなかいい。
で、強めまくりプレイなのでクラウレ生存もやってみたところ、嬉しそうな若もかわいかったし、ツンデレアロエリもめちゃくちゃキュートだったけど、それにも増して「セイロンは知っているのに隠している」発言には変なスイッチ入りました。
なんで話してくれないの会話が増えるのもいい。
打ち明けることになった理由を言う時の「ふふふ」もいい。
この後竜の子を渡す→渡すルートで進めるとすばらしくドラマティックな胸キュン展開に。
そして「店主殿も強がっているところがある」には、変な補助エンジン作動。
そうかそうか、常にそういう目線で[気に掛けて]いるわけですね。
ところでこのクラウレ生存ルート……アロエリや若には悪いけど、生き残らない方がいいな。
だってとにかくこの人【愛】を語るんだもの!
通常ルートだとまずエニシアへの誤解が解けてゲックカサスレンドラーが仲間になって、黒幕はギアンかと思ったらそのギアンも可哀想な人で、と、フェアの心情がそれなりに変化していくのを色々想像妄想補完の余地があるというか、行間が読める。
でもこのクラウレさんが生き残ってしまうと、隙間を熱烈な愛で埋めつくしてくれちゃうもんだから、なんかクラウレ愛の物語になっちゃって、その愛の重さにフェアが自主的にギアンを助けたいと思うべき場面でも「頼まれたから仕方なく」「押し付けられちゃった」な気分になってしまうという。
恐るべきクラウレ愛により、物語が変わってしまいます。
それになんとなく復帰する流れにはすっきりしないものがある。
つい助けちゃうまではまだいいとして、サポートとはいえ参戦はどうなのか。
クラウレの心情変化過程もよくわからないし。結局[同朋の願い]より[ギアン様への愛]だったということなのか。しかし、そんなクラウレを復帰させる主人公や御使い達はどうなのか。
この部分クラウレの愛語り以外は説明不足な急展開で消化不良。
なによりギアンが可愛そう。
いや、ギアフェアとしては可愛そうな方がより盛り上がるかもしれないけど。
でも、可愛そう!
ここはひとつ、愛に殉じていただきたい。
きっと幸せというものに慣れてきたころ、ギアンは思うんだよ。気付いてあげられなくて、応えてあげられなくてごめんね、ありがとうって。
若にとっての至竜は[将軍]なんだと唐突に思いました。
神様で祖先なので、若は御三家の若ですね。
至竜はすべからく[神君家康公]なのですよ、きっと。
こうして隠しルートも見て考えてみると、どうも先代が不可思議な動きをしているんだけど、善悪や理由のあるなしなんて若にとっては無関係に違いない。
とにかくもう至竜というだけで従う、きっとそれだけ。
そういえば「弱音」とフェアは言っていたけど、あれはちょっと違う気がする。
竜の子は至竜だから、いざという時責任が取れる。若は一介の亜竜だから取れない。そういうことではないかと。
ギアンに対してもコメントしていたけど、自分の力量限界を知っている見えているからの発言というか、ああ、そういう意味では確かに弱音の一種なのかもしれない?
黒い雪の渡す→渡すルートで、もしフェアが覚醒しなかったらどうなるかを、ふと考えてみた。
(悲劇的展開苦手な方は飛ばしてください)
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一方は彼にとっての絶対的存在である至竜の遺言と、世界平和の危機。もう一方のフェアという人物に愛がなかったら、きっと道を貫くルート。シンゲンやリビエルアロエリが竜の子と一緒にギアンの元へ行くこうとするのを阻止。たぶんそこで両者相討ち。町の人間、仲間の人間全滅。フェアは精神的ダメージが大きすぎて再起不能。竜の子は捕まり、メイトルパに行き着く前にエニシア死亡。ラウスブルグは永遠の時空を彷徨う亡霊城になる。
愛があった場合妄想。フェアがギリギリのところで自分を助ける行動をしたことにより、公を捨て私に生きる決意をする。自らギアンの元へ行こうとしていた竜の子と共に、ラウスブルグへ。雪を止ませただけでは病が治らないことをツッコミ、自分の命と引き替えに町の人間の助命嘆願。最初は見合わないと言われるも、そこは言葉巧みに誘導。龍人の角をどうとかで魔力UPな超設定もよし。若死亡後、リビエルアロエリも乗せてラウスブルグはメイトルパへ。シンゲンアルバアカネはそっと宿を去り、何事もなかったかのようにそれまでの日常が戻ってくる。メイメイさんの力を借りることにより記憶消去されているとさらに胸キュン。
これもまた唐突に考えたことだが、今回は悪役らしい悪役がいない。敢えてどこが原因かを追及すると先代と親父な気もするものの、現役(?)ではない。そこで思ったこと。
セイロンは今作で最も悪役の資質がある。
悪役といっても、なんとなく流行りっぽい止むに止まれぬ事情や信念の元にその立場を取るしかない事情のある悪役というやつ。
例えば、知られれば悪用されてしまうような遺産遺跡秘宝[ラウスブルグ]があるわけですよ。超古代文明ですよ。
彼等はそれを頑なに守り続けているわけです。掟とか禁忌とか至竜の命によってですよ。
ところが、それを外部からやって来た主人公が変えようとする。解放しようとするわけです。
全ての鎖を解き放ち、銀色に輝く未来へ導こうとする主人公。
救われたいと思いつつ、役目や立場に縛られ戦うしかない敵陣営。
一方は使うなといい、一方は使いたいと言う。
古くからの縛めを守る保守派と、変えようとする主役の戦い。
私的感情としては主人公の側につきたい。しかし立場を貫くしかない。言わないことはあるけど嘘はついていない。変わりたいと望んでいるが、望んではいけないとも思っている。役目第一。そのためにはどこまでも非情に撤する。
……ええと、九龍のあらすじはどこまで書いたんでしたっけ。
と、まあ、こんな具合で、おかしな見方をすると、このサモ4というのは主人公が敵方についちゃった物語ともいえるのかな、と。
主人公がエニシア達と出逢い、先代+竜の子+御使いとの戦いの中で、自分の出生を知り成長していく……というのを考えると、なかなか王道だと思いませんか。
そういう見方をしてはいけないんだけど、結果的に城動かしてるしね。今までの戦いは一体何だっ……。
カルマルートがあったら、ギアン側に着くのが王道かな。
御使い始め仲間皆殺し。で、主人公覚醒しないのでエニシア死亡のラウスブルグ漂流END。(微妙にギアフェア的には幸せ?)(そしてVS御使い戦で本気を出さない若に萌えたりなポイントありとかね)
それか、何かにブチ切れてギアン側も御使いも皆殺しってどうでしょう。その後、主人公単身行方不明。
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まあ、言いたいことは、セイロン胸キュン。