遙か4:柊ルート
思いっきりネタバレなので注意。以下反転。
※ちょっと追加
一周目から落とせたみたいですが、予想以上のうさんくささで柊に狙いを定めたので、初回は予定通りノーマルEDでした。
4章のメモに[もっと他の書を]とだけ書かれた状態になったとこで、他キャラの書を3つ以上開くとEDまで行ってなくても大丈夫みたいなので、一周目から柊EDも可能ではあるようです。
ただ、思い入れ的にというか、盛り上がり的にはノーマルEDでの「こんなのも悪くない」ってセリフや、他キャラのルートでのコメント(「これはちょっと特別」「……」とか)なんかを見てからでよかったかも。
で、柊についてなんですが、なんか3の逆鱗みたいなことになっててごちゃごちゃしてるので、妄想解釈をしてみる。
・軍師が最後は夢の中に消える、という話をしたとき、千尋は「今考えたでしょう」と言ってたけど、案外本当のことっぽい。
・夢の時間=繰り返している部分
・やはり別れは避けられない、などのセリフから何度も試しているっぽい。やってみたけどダメだった的なことや「遂に辿り着いた」とも言っているので一部の記憶がある?
・未来の自分にさえ嫉妬する可愛い男。
・忘れ物を取りに戻る、というところの風早のセリフは「一緒にいた方がいい。もしかしたら(死ぬ運命から逃れられるかも)」
・ここを通ると記憶が蘇って辛い、あの日の夕刻にしか行けない、時空を彷徨うことになる、などのセリフから、柊は時空を彷徨っていて
千尋と再会→いろいろやってみる→千尋伝承通り王になるもしくはBADのように白龍を喚ばずに世界が滅ぶ→柊死亡前もしくは死亡後に時空を越えて現代へ
というループ?
・風早はラストバトルの際現代から駆けつけたのだろうか。那岐はどうなるんだ。
・少しずつ違ういろんなルートを実際に体験したわけではなく、ただ読んで識っていたとも解釈できるが、それだと他キャラの場合に描かれている好きになる過程が柊にはないので、ロリコンでもない限り最初(再会時)から姫を好きすぎる。
・夢の中で想い合うようになる=ある周でラブラブになる(おそらく一番最初?)→細部は違うが千尋とは別れなければならない同じ展開→一部記憶が蘇ったりしつつ何度も同じ部分(再会してから千尋が王になるまたは世界崩壊まで)を繰り返す→(大団円はここ?)→白龍を喚ぶことができ、千尋を庇って死亡(これで終わるというようなことを言っている)→千尋と運命を変える
この解釈だと他キャラEDはどうなるんだということになるが、遙か4のそれぞれのEDが並行多次元世界だとして、柊の場合はループ状態の部分までも含めてひとつのルート、つまり柊ルートではあくまでも人生のループであって並行世界ではない。つまり分岐はしない一本道を何度も通って、終点が変わらないことを確認しているだけ。
・風早真EDも並行世界のひとつ。
・遙か4というマルチエンドな物語としてみた場合、他キャラルートでの柊はそのEDのキャラが未来を変えたことにより生きている可能性もある。恋愛感情がない可能性も高い。
・大団円ではそれぞれのキャラごとにエピソードが追加されていて、同じ書だけど分岐している。キャラによって二人にはこんな人生もあったかもね、的な並行世界だったり(忍人の場合はED後の転生っぽい)。柊は柊ED直前の人生とか考えるとロマン。
とか、なんかよくわからないけどこういうのもアリかな的な。
ラブラブなEDの後で大団円エピを見ちゃうとけっこうくるというか、なんかやりきれない気持ちになって他ルートを進める気力がなくなっちゃうので前向きに妄想解釈してみた。
ところで、柊死亡の後、もう一度会う前に学校へ戻って教室の本棚を見ると風早にフォロー入るのに感動した。そして家へ帰ろうとして笑った。さらにもう一度帰ろうとしたら「私をおからかいですか」とか言われた。可愛い。
ED会話の「いけない?」の千尋が小悪魔ちっくでかなりきた。
ED後の柊は諦めからうって変わってアクティブなやる気男だと思うんで、小悪魔入らないと対抗できないっていうかなんという萌えバランス。
白龍召喚の時の「ありがとう」は不意打ちだった。
ありがとうございます、じゃなくて、ありがとう、なんだ。
オリヴィエ様の素顔見ちゃったようなかんじで、すんごいどきっとした。
昔は壷を壊してたり、胡散臭さでごまかしながら本音言っちゃったりしてるの見てると、もしかして柊という男の本来の性格は、嘘がつけないアクティブな男前なんじゃないかと思った。
悪友と暴れ放題のアクティブ男前→絶望してるので受け身というか何事も千尋任せ→押してくる千尋に驚いたりうろたえたりしてちょっぴりヘタレ→アクティブに猛攻
ED後までの柊はこんなかんじで変化してそう。
戦闘の追加セリフやEDの会話聞いてると、相変わらず綺麗な敬語なのに微妙に偉そうというか上からっぽいというか強要してくるかんじというか、なんか押せ押せです。
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現時点での幸せな気分になるための妄想解釈
前提:風早の真EDは別次元の世界と仮定。[千尋]という人物の魂は毎回同じではない。例えば遠夜ルートの[千尋]には初代神子の魂が入っているが、他ルートの[千尋]は入れ物は同じでも魂は別人。柊の想い人(天秤を動かせる)は千尋[魂A]だけ。
柊生まれる→千尋の姉カップルと共に戦い片目を失う→運命の導きにより中つ国へ戻ってきた千尋[魂A]と出逢いラブラブになる→千尋[魂A]が白龍を喚んで死亡→宝玉を集めれば龍神を喚んでも無事であることを識り、偶然または故意に洞窟の時空歪みへ踏み込む→時空跳躍して4月17日夕刻へ→千尋が白龍の力を借りて王となると、自身は死亡することがアカシャによって定められていることを識りつつ、宝玉が千尋の元へ集まるよう努力する→集めきらない、などの理由で失敗→時空跳躍して4月17日夕刻へ→2度もやり直したせいで時空に捕らわれる→失敗&強制時空移動→4月17日から黒龍との対決までを何度もループ。この間千尋の魂はA以外→魂が違うことに気付かないので、自分は感情をなくしたのだと思い込む→アカシャは覆せない(自分と千尋は必ず別れる運命にある)(死ぬ運命にある者は変若水を使っても救えない)(自身は死亡する)と諦める→ループを裁ち切るには千尋が白龍を喚び自分が死ぬところまでアカシャに従って時を進めるしかない→せめて千尋が白龍の力を借りて王となり、幸福な人生を歩めるよう努力する(孤高ルート)千尋[魂A]なので強く心惹かれる→大団円エピソード→千尋[魂A]と柊ルート→アカシャに記されていない二人の未来へ