大阪御礼

遅くなりましたが、お立寄りくださった皆さま、ありがとうございました!
夏とは打って変わって空調バッチリの快適な空間にて、楽しく過ごさせていただきました。
お声を掛けていただいてMP回復+上限UPいたしました。
差し入れ感謝いたします!
スケッチブックも描かせていただけて嬉しいです。ありがとうございました。

さて、帰りのことですが、8時半の列車を予定していたので、駅に着いた時には『8時10分発の列車より運行を見合わせております』とのアナウンスが流れていました。
が、電光掲示板の情報は古く、少し遅れがでている程度の表記。
後から知るに、この遅れとは少しどころではなく、最終的には真夜中過ぎまで車内に閉じ込められたそうなのですが、残念ながらその事実は伝わらず、私は水茄子を購入。
我々は事態を重く捉えずに改札の中へ。
浅葱さんが仕事修羅場の友としてキビ団子を、ということで売店をうろうろする内、アナウンスの重要性にようやく気付く。
この時はまだ一部の乗客しか事態に気付いておらず、説明する駅員さんも動くのを待ってくださいという比較的希望のある対応。
さて、どのくらい待つのか、最悪の場合朝までかもしれないことを考え、我々はまず食糧確保。(これがものすんごく旨い鯖寿司)
私は買ってしまった水茄子を案じ、餃子用の保冷剤とパックを譲ってもらう。
飲み物も買って長期戦の構えに入って時刻は10時半、遅れが2時間に達したため、特急料金払い戻しのアナウンス。
証明をもらいつつ現状を尋ねると、「もう朝まで無理でしょう……泊まっていただくしか」とのこと。
しかしこの時間、宿は既に満杯だ。
通常なら駅で夜明かしも辞さない我々だったが、翌日が日曜ならともかく平日で、私も納期が迫っていたりで大変厳しい。
そこで昨日お世話になった宿のご主人に事情を話して泣きついたところ、幸運にもご紹介いただけることに。
親切に探してくださったご主人、そして泊めてくださったご主人、ありがとうございます。
大風呂を開けておいてくださったり、深夜営業スーパーも教えてくださったり、何から何まで本当にお世話になりました。
この頃には殺気立った乗客対策のためか警察官が配備。駅員さんより多くて紛らわしい。
何度かアナウンスは流れたものの、やはりほとんどの乗客は電光案内しか見ていないのか改札を通ってしまったらしく、窓口には問い合わせ長蛇の列形成。
この時点でもう朝にならないと走らないことはわかっていたものの、乗客にはその事実が伝わっていない。
電光掲示板の表示は遅れております、のみ。
最新情報を流せないならいっそ消してはどうか。
我々は列の後ろを擦り抜け、明日の切符を確保するためみどりの窓口へ。
9時近く発の切符をもらい、まだ動いていた在来線で移動、宿泊。
翌日はばっちり通勤ラッシュ時間だったため、車で新大阪へ。
念のためにみどりの窓口で確認するが、「上りは通常運行です」と爽やかな笑顔。
さらに改札窓口でも確認するが「大丈夫です! 定刻通り発車です」と駅員さん。
で、ホームへ行くとさっそく『ただ今車庫で準備中です。数分お待ちください』とのアナウンス。
若者の数分は2,3分だが、年配の数分は5,6分だ。ここは後者だろうと待つが、15分ほど経過。
しかも滑り込んできたのは違う列車。
『先発っ!』『これ先発です!』と、アナウンスは業務連絡状態に混乱。
その後車庫から来た列車に対して『お降りになられるお客さまのため、ドア付近を開けて』などとアナウンスする始末。
誰か降りるのか。怖いから。
で、走り出したものの、『ただ今小田原−熱海間では、大雨のため運行を見合わせております。この列車も、』
そこで切らないで。
そうこうするうち一応雨は止んだらしいが、線路は新幹線で一杯だ。
ということで、途中斜めに止まる。
止まるのはいいからカーブで停車しないでくださいよ。思いっきり傾いてて具合が悪い。
『今後もこのような形でいきます』
このような形ってなんだ。
それでもなんとか1時間半ほどの遅れで東京駅到着。
なんというか貴重な体験でした。
天気というのは誰が悪いわけでもないので、こう怒りのやり場がないとなんだかもう。
長時間車内缶詰めの挙げ句深夜の東京駅へ放り出されてしまった16時〜19時組の皆さま、お疲れさまでした。
あ、水茄子は無事でした。

投稿者 月岡真遙 : 09:56 PM | 雑記 | |
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